【採用担当・企業目線】インターンシップは参加した方がいいの?メリット・デメリットを解説!

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インターンシップって参加した方がいいのかな?
就職に有利ってよく聞くけど、実際どうなんだろう。

今回は、こんなお悩みに回答します!
学生さんの状況によってメリット・デメリットが変わるので、自分の状況を考えながら読んでくださいね。

この記事でわかること
・インターンシップを開催する企業の狙いはなに?
・インターンシップのメリットとデメリットは?
・就職活動に有利になるの?
◆この記事の信頼性
ろみは、数年間ほど新卒採用活動に携わっています。

インターンシップを開催する企業の思惑

企業の戦略

インターンシップを開催する企業は、学生さんのために『準備〜当日の対応〜振り返り』、とそれなりに時間を使います。
時間を使うということは、企業は通常の業務を止めてまで、学生さんを呼び込んでいるわけです。
学生さんに交通費や日当を支払うインターンシップでは、さらに企業の支出が発生します。

では、なぜそこまでしてインターンシップを開催するのでしょうか。
それは企業にとってインターンシップ開催によるメリットが大きいからです。
企業が考えている思惑は、大きく2つあります。

企業の思惑1)優秀な学生さんを見つけて採用活動に繋げたい。

採用活動の際は、エントリーシートと短い面接時間でしか学生さんの良さを判断できません。
もしも学生さんが面接でガチガチに緊張してしまい、実力が発揮できなかったとします。
たとえ優秀な学生さんだとしても、その短時間の面接で企業は採否を判断をしないといけないため、不採用になる可能性がありますよね。

インターンシップの場合は、実際に社員さんと関わって作業をし、意見を交わす機会があります。
数日開催される場合には、初日からの考え方の変化も見ることができますし、学生さんの人となりがわかります
つまり、インターンシップでは、企業が採用したい学生さんかどうかを最適に見極めることができるんです。

もし学生さんがその企業に就職したいという思いがあり、企業としても採用したいと思える学生さんであれば、その後の採用活動でも積極的にフォローが入るでしょう。
企業にとっても、学生さんにとってもいいことですよね。

企業の思惑2)企業の宣伝をしたい。

企業に就職してもらうためには、まずは学生さんからのエントリーがないと始まりません。
インターンシップを開催していれば、自ずと学生さんの目に留まりやすくなります。
1日体験のようなインターンシップの場合は、広告の意味合いが大きいです。

学生さんがインターンシップを探していて、その時まで知らなかった企業に出会ってもらえれば、企業にとってはチャンスですよね。
そこから学生さんが興味を持って、企業へのエントリーに繋がれば最高の広告費です。

インターンシップを開催する企業の思惑を理解しよう!
・採用活動以外で、学生さんの素質を見極めたい
企業の宣伝をして、エントリーに繋げたい。

インターンシップに参加する学生側のメリット・デメリット

自分をアピール

インターンシップに参加した方が就活に有利、と聞くこともありますよね。
では、学生さんにとってのメリット・デメリットはなんでしょうか。

企業がインターンシップを開催するには思惑があることがわかりました。
インターンシップでの学生さんのメリット・デメリットは、『企業の思惑通りになる学生さんかどうか』がポイントになります。
学生さんの状況次第で変わってくるので、自分の状況をしっかり把握しましょう

数日〜数週間のインターンシップ

企業
企業

数日〜数週間のインターンシップを開催します。
(思惑1:優秀な学生さんを見つけたい!)

企業は、採用したいかどうかを考えながら学生さんに接してきます。

もしその企業に入りたいと思っている学生さんであれば、積極的にアピールすることでその後の採用活動に繋がります
インターンシップに参加する場合には、しっかりと事前準備をしておきましょう。

▼参考リンク:インターン参加までの事前準備
【準備が全て】インターンシップ参加までにするべき3つのこと

逆にアピールができなかった場合、その後の選考活動で不利になってしまいます。
もしも『その企業のことが知りたいだけ』が動機であれば、参加は避けた方がいいです。
インターンシップで何が知りたいのかを明確にして、代替手段がないかを考えてみてください。
特に、その企業が第一志望群の場合は、後々の選考で後悔しないように慎重に決めましょう。

その企業に就職したいと思っている。
→事前準備をしてしっかりアピールしよう!
インターンシップで『企業を知ることだけ』が動機。
→インターンシップ以外での『企業を知る方法』を考えましょう。

数時間〜1日のインターンシップ

企業
企業

数時間〜1日のインターンシップを開催します。
(思惑2:企業の宣伝をしたい!)

数時間〜1日のインターンシップの場合は、学生さんの様子が細かくフォローできる機会が少ないため、採用活動に繋げたいという思惑は減ります。
だからといって、どんな態度で臨んでもいいということではありませんよ。笑

インターンシップでは、業務中の社員の様子が伺えることが多いです。
その企業での働く雰囲気を知りたい場合にはおすすめです。
企業に就職をしたら、1人で仕事をすることはありません。
同僚になりうる人たちの雰囲気や、職場の様子は知っておきたいですよね。

第2志望群で、就職活動時にエントリーするかどうか迷う場合にもおすすめです。
自分がなぜエントリーを迷っているのか、なにがひっかかっているのか、が明確になっていき、エントリーをするかどうかの判断材料になります。

・企業で働く雰囲気を知りたい。
・第2志望群で、エントリーするかどうか迷っている。
→どんな企業なのかがわかる機会なのでチャンスです!
どこでもいいからとりあえず参加しとこ〜。
→態度でバレちゃいますよ。目的意識を持って参加しましょう。

まとめ

インターンシップに参加すべきかどうか、自分の状況と照らし合わせて決定できましたか?
インターンシップに参加するかどうかが決めれた頃には、企業研究も進んでいると思います!
自分の就職したい企業を目指して頑張ってくださいね。

この記事を書いた人

製造業で技術開発職をしています。本業で得た経験を元に、理工系学生さん向けの情報をお届け中。最近勉強を開始した副業の記録も残していきます。誰かの役に立てるブログになりますように!

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