中小企業診断士の受験勉強を進めるにあたり、この教科書を選んで進めてみました。
率直なレビューをしていきたいと思います。
1.この本で学習できること
私はこの教科書(上下両方)と問題集(上下両方)で中小企業診断士の勉強を開始しました。
この本を選んだ理由は、1次試験の7科目がコンパクトに2冊にまとまっていることです。
1科目ごとに切り離して使うことができるので、持ち運びにも便利だなと思って購入しました。
▼中小企業診断士の勉強開始時の参考記事
2.勉強してみて気がついたこと
まず最初は企業経営理論の勉強を進めていたのですが、勉強7日目にしてこのツイートです。
同じTAC出版が出している、スピードテキストに乗り換える結果となりました。
ツイートに記載している『残念な内容』を説明します。
この前日までに企業経営理論の教科書と問題集を1回ずつ終わらせ、2022年の企業経営理論の過去問を解きました。
この時の過去問を解いた感想は、『知らない内容があるな』でした。
得点も4割台と低く、この教科書と問題集を完璧にしても合格点に届かない懸念に気づいたのです。
(その後、2回目も4割台、スピードテキストでの勉強後に6割に到達しました。)
3.この本をおすすめしたい人
そうは言っても、この教科書にもおすすめしたい点があります。
まずは『おさえるべき項目が網羅されている』ことです。
本がコンパクトになっているぶん、絶対に覚えないといけないことはきちんと記載されています。
また、『イラストが豊富で理解しやすい』ことがあります。
勉強のとっかかりとしては、この教科書で大枠を理解した上で、スピードテキストなどを使って理解を深めるのがいいと思いました。(今はそのやりかたで勉強を進めています。)
この教科書と問題集だけで中小企業診断士の1次試験を乗り越えるのは無理があると思いますが、補助的な使い方や初学者にはおすすめです。
1次試験の7科目の大事な項目がたった2冊で理解できると思えば、とてもいい教科書だと思います。
・タイトル通りかどうか
・わかりやすさ
・読みやすさ
・1冊だけでの完成度
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